フローレント ぴあの教室

ピアノが弾ける楽しさを伝えたくて、ピアノの先生をしています。
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PTNA本選

8月9日をもって、PTNA本選に出場していた子達の長かったコンクールが終わりました。
ただ一人だけ、全国決勝大会に進むことになったKくん(6年生)をのぞいては・・・



PTNAにチャレンジしたみんなは本当によく頑張ったのだけれど、経験・気力・練習・本番力・・・何かが足らなくて自分の思うような結果にいたらなかったこと。

あとは、私の指導力不足(これが一番だったかもしれません)もあり、悔しい気持ちを胸にもって今年のPTNAコンクールの区切りをつけました。


☆年長さんのSちゃん、初めてのコンクール出場でしたが予選通過もできて、演奏も落ち着いてしっかり弾けましたね。


☆Sちゃんのお姉ちゃんのMちゃん(3年生)も初めてのPTNAへのチャレンジでしたが、難しい曲をコツコツと練習して、予選通過はできなかったけれど、たくさんのことを学ぶことができましたね。


☆Rくん(3年生)もコツコツと練習を積み重ねて、2回目の予選では奨励賞 あと一歩でした。

 Rくんはベーテンコンクールの予選は通過できたので、次はこっちを頑張るそうです


☆Nちゃん(4年生)、いつもいっぱい練習してひたすら頑張る元気娘ですが、本選1回目では練習で注意されたことが本番の演奏で全然出来なくて、演奏直後に号泣

 ひとしきり泣いた後、またまた私にダメだしされて、再びどん底へ落とされ号泣

 それでもちゃんと自分で這い上がって来て「次の本選はちゃんと弾きます」と、私にメールを打ってきて、帰ってすぐに練習したそうです。

 結果は2回とも優秀賞で、これだけでも充分「よくやったね」って褒めてあげられるんだけど、本人の目標が決勝大会進出だったので、満足のいく結果ではありませんでした

 2回目の本選は、1回目よりはよい演奏ができたとは思いますが、ミスタッチやら音ぬけが2つ3つあったのがやはり点数が伸びなかった原因のひとつでしょうか

 講評には少し不安定なところが残念ということ以外、悪いことは書かれていませんでした。

 むしろ褒めていただいてることばかり・・・

 また1からやり直しだね


☆Hちゃん(6年生)は1回目はミスタッチで少し演奏が乱れて奨励賞、2回目は本人なりに満足のいく演奏が出来たようでしたが、周りのレベルが非常に高く予選通過はなりませんでした。


☆Mちゃん(6年生)は去年予選通過できなかったので、今年は絶対に通過するという気持ちで臨み、見事に2回とも危なげない演奏で通過出来ました

 なのに、本選の練習になってからは、なんでだかわからないけどテンション

 一時は復活しかけたのですが、時すでに遅し

 本選終わった最初のレッスンでは私のお説教から始まり、レッスン中も何かにつけてボヤキの連続

 メンタル面を強化してほしいと願っています。


☆最後はKくん、念願の決勝大会進出おめでとう

 だけど、ここまでの道のりは容易なものではありませんでした。

 1年生の時にグレンツェンピアノコンクールの予選で落ちて以来(あんまり落ちないコンクールなんだけど)敗者復活を繰り返し、なんとか近畿大会のシンフォニーホールで準優秀賞をいただいて、めちゃめちゃ嬉しそうにしていたKくんを今でも覚えています。

 2年生になって今度はPTNAにチャレンジしたいと言ってきた時は、私は内心「無理やろ~」と思っていました(Kくん、ごめん

 それが、まさかの予選通過

 電話でその知らせを聞いた時は、耳を疑いました

 何度も何度も間違いないかとKくんママに確かめて(笑)・・・今から思えば失礼なことを言ったと反省しています。

 その後は順調に(?)予選はなんとか通過するようになり、4年生で本選奨励賞

 本選で初めて賞と名のつくものをいただけて飛び上がって喜んでいまいた。

 それが5年生になって初めて1回目の本選で優秀賞をいただけて、すご~く喜んでいると思ったらそうでもない様子

 いつの間にか全国大会に行きたい思いを持つようになっていたのでした。

 2回目も優秀賞だった時は本当に悔しそうにしていて、今にも泣き出しそうでした。

 その後、Kくんはメールで「先生、東京に行けなくてごめんなさい。来年は絶対先生と東京に行きます!」と・・・

 有言実行したKくんです。

 今回1回目の予選ではやはり優秀賞をいただけたのに、Kくんは「落ちた・・・」とずっとふてくされた顔をしていました

 泣きそうになるのをぐっと我慢して(私の前では絶対泣かないんです)その日はKくん、ママ、私の3人でため息をつきながら帰りました

 次の日レッスンにきたKくんは吹っ切れた顔をしていて、次の本選に向けてもう一回頑張ると・・・

 朝からN先生にお願いしてアドバイスレッスンしてもらい、そのまま塾へ、

 実は今年受験生のKくん。

 普通の子ならとっくにピアノはお休みしていますが、Kくんにとってピアノは心のヨリドコロ、PTNAはずっと目標にしてきたコンクール、だから勉強もピアノも両方頑張っています。

 塾も音楽に対してとても理解があって、ピアノは続けるべきだと応援してくれているそうです。

 ただひとつ残念なのは、Kくんのお家のピアノはアップライトで、音の響きやタッチが今ひとつできていないので、時々乱暴な音になったり、響きがよくわかっていなかったり・・・

 Kくんの持っている音楽性やピアノを弾くのが好き!っていう気持ちでここまできていますが、細かいニュアンスや表情をつけるのに苦労しています。

 さすがにここまでくると、グランドピアノでないと出せない音色やタッチが要求されてくるので、家での練習は禁止グランドピアノを借りて練習するか、私のところにきて練習するようにしてもらいました。

 次の本選までの2日間は1時から8時まで塾で勉強をした後、私のところにやってきて8時半~11時半までほとんど休みなく練習をしました。

 Kくんは自分で考えながら、何度も同じ場所を練習して・・・私はあまり口出しせずにパソコン作業をしながら聴いていました。

 塾でいっぱいいっぱい勉強して、頭も体もクタクタのはずなのに、この子のどこにこれだけの気力が残っているのか・・・何がこの子をそこまでさせるのか・・・

 2回目の本選でKくんは念願の全国大会の切符を手に入れました

 特にマズルカ(ショパン)は、N先生が「めっちゃ感動した心にグッときた」と言ってくださいました。




ひたむきに頑張る姿は周りの人達の心を動かします。

なんとかしてあげたいそういう気持ちにさせる姿でした。

努力すれば何でもできる



最近の子はすぐ、「ムリ!」とか「できない!」とか言うんです

あきらめる前にまず自分がどれだけ頑張ったのか、まだまだ頑張れるんじゃないのか、自分に問うてみてからでも遅くないんじゃないかな?と思いました。
 


全国決勝大会、約束通りKくんが私を連れていってくれます。

未知の世界、経験してきます。

Kくん、もうひと頑張りしようぜ



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